平和が戻るウクライナ~ しばらくだけど。。。
もう3日連続になってしまいますが、ウクライナ情勢を続けます。ウクライナはおそらく束の間の休息期に入るので、その間に他の動き(中国の昆明等)を書こうと思います。
ウクライナに関し、プーチン大統領が次々と声明を出しています。
プーチン大統領は、ウクライナのクリミアで現時点で武力を行使する必要はないとの立場を示した。「武力行使の可能性は存在するが、その必要性は現時点ではない」とし、「武力行使は完全に最後の手段となる」と述べた。
明らかにトーンが下がっています。なぜ急にトーンが下がったのか理由を探っていくと、
思いっきり株・債券・通貨が落ちました。これでは国が持ちこたえられません。 ということで、武力行使がないと発言したところ、
と債権が持ち直しています。
しかしながら、完全に手を引くわけではなく、
ウクライナで起きたことは「違法なクーデター」とし、政変で解任されたヤヌコビッチ前ウクライナ大統領が実際の権限はないものの合法的な指導者だとの見解を示した。 プーチン大統領はまた、ウクライナ東部で「違法行為」があった場合は介入する権利を有すると表明。介入は「合法的に国際法の枠組みの中で」実施されると述べた。
ということで、武力行使について含みを持たせています。
一方で、
とウクライナに対する締め付けも忘れていません。
今、世界で、プーチン大統領に政治力で勝てるリーダーはどこにもいませんね。オバマ大統領はもとより、欧州を見回してもいませんし、ましてや安倍首相など…。
とりあえず、プーチン大統領は、パラリンピック終了まで大人しくしようと決めたのだと思います。束の間の休息ですね。3月16日にパラリンピックが終了した後は、いよいよ軍事介入が始まることでしょう。
なお、ロシア側は、ウクライナの合法的リーダーは、ヤヌコビッチ氏だと考えているとなっていましたが、
こんなことする人、もうリーダーじゃないです。国民も完全に見放したでしょう。かといって、ティモシェンコ女史もイマイチカリスマ性がなくなったし、ウクライナを動かせる人材が必要になって来ますね。
ではまた、ぐ~ぴょん