毛引き返せなくなったプーチン・・・そして安倍首相は?
ウクライナ話が続いたので、今日は中国の話でもと思っていたら、ウクライナ情勢が急変していたので、そっちを書きます。
ついにクリミア半島に展開するロシア軍が、ウクライナ軍に対し最後通牒を出したとのこと。
ウクライナ南部クリミア半島に駐留するロシア黒海艦隊司令部は3日、半島のウクライナ軍に対し、4日午前5時(日本時間同正午)までに投降しなければ攻撃すると最後通告した。
ウクライナ領のクリミア半島に駐留しているウクライナ軍に降伏せよとは、かなり無茶苦茶なロシア軍ですが、ロシア軍なのでこの考え方も成立するのでしょう。
その他様々な情報が飛び交っています。
このままいくと、今日の午前5時(日本時間正午)には、とうとう戦闘に入ってしまいます。
昨日の記事で、本誌は、パラリンピックの期間はロシアも大人しくするだろうということで、パラリンピック開始の6日までに一気に来るか、パラリンピック後に来るか、と予想していましたが、前者のようですね。
今後の動きとしては、①クリミア半島からウクライナ勢力の駆逐(6日まで)、②パラリンピック後、ウクライナ東部で発生したロシア系住民(実はロシアから送り込まれた専門部隊)による独立デモを支援するために再度戦闘、という流れになります。これでウクライナは東半分をもぎ取られることになります。もうこの流れは止められません。ちょうど日本が満州国を作った時と酷似しています。
かといって、軟弱オバマ大統領がアメリカ軍でロシアをけん制するかというとそれもあり得ず、もはや機能していないNATO軍は尚更です。こうして、ロシアの東ウクライナ割譲が行われてしまうのです。
ウクライナ問題のあおりを食らった安倍首相
安倍首相は昨年からロシアにべったりでしたが、この真意を読みかねておりましたが、最近になって、彼は北方領土問題を解決して、日露平和条約を締結しようとしているのだと思うようになりました。これまでの何人もの首相が出来なかった大事業を、安倍首相がやり遂げようというのです。実際、ロシア経済が今弱っており、このチャンスを逃すと当分北方領土問題を解決するきっかけは訪れないと思います。安倍首相はアベノミクスで名を残すのではなく、北方領土問題で名を残そうとしているのではないかと。
しかし、今回のウクライナ問題で、その可能性は消えました。彼の任期中にロシア問題を解決するのは無理です。なぜなら、
といったことが理由として挙げられます。いずれにせよ、安倍首相の時代でロシア問題は解決できないことになったのは明白です。彼は何で名を残すのでしょうか?アベノミクスを謳いながら失敗し、日本の力を引き下げた男? 憲法改正を謳いながら、手すらつけられずに終わったこと?どっちにせよ、褒められた話ではないです。
ではまた、ぐ~ぴょん