インド経済減速中。。。
先日トルコの経済について書きましたが、インド経済も落ち込みが激しいようです。
インド統計局は、今年度の経済成長率見通しを5.0%から4.5%へ引き下げました。10年間で最低水準とのこと。
インドはつい先日、政策金利を0.5%上げて、8%にしたばかりです。
インドは日本と違って、インフレ率が10%前後の水準にあり、インフレ退治が主要テーマになっています。インフレ率を2%にしたいのになかなか上がってくれない日本とは大きな違いですが、インドはそうなっているのです。とはいえ、同時並行的に動いている、インドの通貨安を考えると、インフレはなかなか終わらないのではないかと思います。
そんな中、インド自動車市場で最大の4割近いシェアを持つスズキ(日本の自動車メーカーのスズキです)が、1月の販売台数が前年同期比▲6.3%ということです。このことからみても、インド経済の減速傾向が見て取れます。
インドは近い将来に本のGDPも抜いて、世界3位の経済国になるという話も出ていますが、その過程はまだまだ予断を許さないといったところでしょうか。しかし、12億人の人口を持っているその力はやはり強力で、今後も成長を続けていくことでしょう。
と考えると、安倍首相のインド接近は結構いい方針ですよね。過度の期待はしないで見守っていましょう。
ではまた、ぐ~ぴょん